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轢かれてしまった猫さんのお話になります
悲しいお話が苦手な方は閲覧にご注意願います
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今日仕事中車を走らせていたら
道路端に何か動いているものが見えました
車が進むにつれて見えてきたのは
車に轢かれてもがき苦しむ猫
顔から体まで轢かれたようで血濡れでバタバタともがいていました
とっさに車を止めて
走りよるも間に合わず私の目の前でこときれました
本当に私の目の前で。
周囲を見回してみると
砂地にもがき苦しんだ時についたであろう手足の跡と血しぶき
それとおそらくひいたであろう車のタイヤ跡
瞬間血が沸騰するような感覚になりました
それはたぶん怒りだと思います
どれだけの時間もがき苦しんでいたのだろう
絶命の瞬間のカッと見開かれた瞳が
目に焼き付いて離れません
きっと一生忘れることはないでしょう
こときれる瞬間まで苦痛から逃げようとバタバタともがき
折れた手足を必死に動かしておりました
走り寄る瞬間にパタッと動かなくなり
目の前で命が一つ消えてしまいました
間に合うならば
病院に連れて行きたかった
でも
往生際の悪い私から見ても状態が悪すぎました
治療できるような状態ではなかった
とてもとてもくやしい
とてもとても悲しい
何もしてあげられなかった
せめてもと各所に連絡をして
火葬していただける手はずをとりました
どうかどうか
この猫さんが安らかに虹の橋を渡っていけますよう
お祈りいたします
