くろねこのこよもやま日記

【くろねこのこ】交通事故にあった猫の保護日記※無事に里親様へ縁付きました。ご支援感謝御礼申し上げます

はじめての子猫

4/17

先日ご近所のお子様が里親カフェから子猫をもらってきたとの事で

お父さまから

「猫を飼うのが初めてなので色々教えてください」

とご連絡がありました

 

何年も前から我が家の窓にたたずむこじろうとぎんちよをみては

「いいなぁー猫飼いたいなぁ」

と娘さん達がおっしゃっていましたので

ようやくお父さまのお許し(笑)が出たのだなと

微笑ましく思って

「私でよければいくらでもご連絡くださいね」

とお話しました

 

もらってきてから一週間

「まだ威嚇がすごくて娘たち手を焼いているみたいです」

と笑ってお話されていました

 

生後3ヵ月ほどとのことだったので

「まだ子猫ですからすぐに慣れますよ~」

なんてのんびりお話しておりました

 

ところが

その一週間後

「子猫が体調を崩したので病院にかかったところ猫エイズが発覚した」

と電話がありました

 

今回体調を崩したのは

「猫風邪」との診断だったようですがその際に実施した血液検査で

「猫エイズ陽性」の結果が出てしまい

それから「猫風邪」の症状がかなり重くでてしまっているとのことでした

 

よくよく

お話を聞いてみると

里親カフェからもらってきたのは野良の子を保護した翌日とのことで

 

「注射代」という名目でお金は支払ったものの

何の注射なのかも分からないとのこと

 

猫に今回のような【猫エイズ】や【猫白血病】などといった

病気があることも知らなかったと、、

 

ひとまず

エイズのご説明をして

キャリアであっても発症せずに天寿を全うする子もたくさんいること

それから

ワクチンの種類が分からないけれども

もしワクチンの中に猫エイズが入っていればもしかしたらワクチンのせいで

血液検査に引っかかっている可能性があること

それと今現在で陽性であっても

まれに生後半年くらいで陰性に変化する可能性もあることを

お伝えしました

 

ご家族は知識不足だったことや病気が発覚したことに

ショックを受けておられましたが

「それもまたこの子の個性であり命である」

ということで一生懸命に治療を続行されることになりました

 

食べない、飲まない、元気がないとのことで

二日に一回のペースで病院に点滴に通っていました

 

そして

「猫がなくなりました。色々お騒がせいたしました」

とご連絡が入りました

 

おうちに来てから1カ月もせずに走りぬけていってしまいました

娘さんの気持ちを考えるとなんともやるせなく

悲しい気持ちでいっぱいになってしまいました

 

そして昨日ちょうどお父さまにお会いしたのですが

「娘さんは大丈夫ですか?」

と声をかけると

「実は知り合いから猫が産まれたので飼いませんか?と声をかけられて

 もう一度飼ってみようかという話になっています」

とのこと

 

娘さんにとって猫が悲しい思い出になってしまうと嫌だなと思っていたので

良かったなと思いました

 

まだ産まれたばかりなので

親離れがすんでからとのことなので

「この間に色々勉強します」

とおっしゃっていました

 

それから

「今まで猫飼いませんか?なんて言われたことなんてないし

 そもそも猫自体とあんまり縁がなかったのに今回のお話がきて

 不思議なものだなぁと思って」

ともおっしゃっていて、、

 

私は

「あぁ、それはNNNにリスト入りされたんですね」

と普通に言ってしまいました笑

 

【NNNねこねこねっとわーく】

猫好きの人間にさらなる猫を派遣し、飼い猫として幸せに暮らさせるため暗躍している謎の組織である。

優良物件(飼い主候補)として認められた人間は最高のタイミングで猫に遭遇して飼い主となる。その猫が亡くなった場合や、飼い主が多頭飼いしたいと思い始めた矢先、また新しい猫が偶然を装って派遣されてくる

 

このご家族さまに

猫神様のご加護があらん事を切にお祈り申し上げます