くろねこのこよもやま日記

【くろねこのこ】交通事故にあった猫の保護日記※無事に里親様へ縁付きました。ご支援感謝御礼申し上げます

東日本大震災から8年

3/12

昨日は東日本大震災から8年でした

テレビでもたくさんの追悼番組が組まれておりました

まだまだ復興には程遠い現状、、

一日も早い復興をお祈り申し上げます

 

我が家では毎年この日に

非常用持ち出し袋の点検を致します

これは東日本大震災での教訓です

 

8年前のあの日

私の住んでいる地区では震度5強、津波の高さは2.5メートルでした

※我が家は高台にありますので津波の被害はありませんでした

 

地震直後

急いで家に帰ると棚が倒れたくさんのものが落ちておりました

我が家の先住猫はその頃はまだこじろうだけでした

 

「こじろう!!」

 

大きな声で叫びながら家に入っていくと

階段にうずくまっているこじろうが

必死ににゃーんにゃーんと鳴いていました

 

普段は階段にいることはないので

おそらく落下物から逃げ惑い

物が何もない階段に行き着いたのだと思います

 

余震の続く中

こじろうを抱きかかえ

家の中にいるべきなのか

外へ逃げるべきなのか分からず

家を出たり入ったり、、

こじろうは腕の中で震えて

おしっこを漏らしていました

 

キャリーバッグを出そうにも

裏向きに倒れた棚の中なので

持ち上げることも出来ず、、

 

地震の瞬間から電気も切れたため

テレビもつかず状況の把握もできず

 

その晩は真っ暗闇の中

すぐに外へ出られるようにしながら仮眠をとりました

 

次の日からは津波による道路の分断で

ガソリンや食べ物の確保が難しくなりました

 

電気が来ていないので商店等々もほぼおやすみでした

 

幸いにも猫のえさは買ったばかりで買い置きがたくさんありましたので

しのぐことが出来ました

 

普通の状態に戻るまで一週間くらいかかったと記憶しています

 

 

その時の教訓を生かして

人間用の持ち出し袋と

猫達の持ち出し袋と2つ備えております

キャリーの保管場所は即座に取り出せる場所へ移動しました

 

猫用の持ち出し袋には

フード2か月分

猫用のお水(猫はミネラルがあまり良くないので軟水のものを用意しています)

ペットシート

トイレの砂

簡易トイレ

洗濯ネット(暴れたときに落ち着かせるため)

バスタオル

万が一怪我したときの消毒薬や包帯(ペット用のもの)

が入っています

 

フードやお水、お薬は消費期限があるので確認必須です

 

今回乃胡の件で

消毒薬や包帯の見直しをして

従来の消毒薬、包帯に加えて

湿潤治療用のばんそうこう

生理食塩水の元(傷口洗浄用)

ワセリン

毛刈り用バリカンを追加しました

 

そして

我が家の猫達は常備薬がないので

準備しておりませんが

常備薬があるような子がいれば1~2カ月分くらいは

用意しておいた方が安心だと思います

 

「お薬もうすぐもらいに行かなくちゃ」

と思っていたところへ何か起きてしまったら、、

 

私の姉がアジソン病の犬を飼っているので

薬が切れて発作が起きたら怖いねと話しておりました

 

正直なお話

大きな災害があった場合

優先されるのは人命で

ペットに関してはかなり後回しになってしまうのかなと思います

 

しばらくは

自助努力でいけるように備えは万全にしておきたい所です

 

「心配しすぎだよ」

と笑われることもありますが

いざとなったとき猫達を守れるのは自分だけです

 

これからも

心配性全開でやって生きたいと思います!!

 

地震一人で頑張ったこじろうさん

f:id:neconocox:20190311113153j:plain

 

f:id:neconocox:20190311113309j:plain

 

おもらししたのバラしてごめんね、、笑