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拝啓 千麻菊さま
貴女が我が家にいらっしゃって
早半年が経ちますね
虚ろな目で
数分おきの痙攣発作を起こす貴女を
胸に抱きひと晩過ごしました
この小さな小さな子猫が
こんなに痙攣をおこしては
体力が持たないだろうと
覚悟を決めておりました
今
元気にボールを追いかける貴女を
とても誇らしく思っています
よくこの現し世に
踏みとどまってくれました
これから
貴女が寒い思いやひもじい思いをしないよう
一生懸命にお世話してまいります
ただひとつだけ
お願いを言っても良いですか
飼い主Mは
人より肉厚なボディを持ってはおりますが
コレは
貴女の爪に一切の防御のすべを
もっておりません
なので
助走をつけて
爪を食い込ませて
頭に登ってくるのは
やめて頂きたいのです
太ももはもう
引っかき傷だらけでございます
度重なるお布団やマットへのお粗相も
段ボール食い荒らしもイタズラも
甘んじて受け止めます
どうかDVだけはおやめ下さいませ
切にお願い申し上げます
それでは
今後ともお身体ご自愛ください
かしこ
