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天井から
ちっちゃなちっちゃな蜘蛛が
降りてきました
昔読んだ物語を思い出しました
地獄で責め苦にあっていた
大悪党の主人公
生前一時の慈悲の心で
小さな蜘蛛を助けた為
仏様が一筋の蜘蛛の糸を
天界から垂らしました
一生懸命に糸を登る主人公
自分の後ろに罪人達が山ほど
登ってきている事に気づきます
「離せ!離せ!この糸は俺のだ!」
自分だけが助かれば良いと叫んだ途端に
蜘蛛の糸はぶつりと切れ
主人公は地獄に逆戻りしたのでした
エゴイズムに対する
戒めの物語だと思いますが
たったひとつの良い事も
ちゃんと見られているんだと
子供心に思ったのを覚えています
私は徳を積んで
天国に行きたいです笑
頑張って徳を積みます
ちなみにこちらの蜘蛛さんは
「もし地獄に私がいたらよろしく」と
お外にお引取り願いました笑