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本日黒いアイツのお話です
ご注意ください
草木も眠る丑三つ時
目を覚ました飼い主Mが
見たものは、、、
壁を向いてうつむき加減で
座っているこじろうさん
寝ぼけているはずの頭が
一瞬で覚醒し状況を理解しました
「ヤツだ、、ヤツがいる！」
ええ、そうです
黒くてすばしっこくて
アブラギッシュなアイツです
そーっとベッドから起きまして
通販のカタログ片手に
いざ！！出陣です！！
私の気配に気づいたのか
カサカサと少し移動するイニシャルG！
ビビッてへっぴり腰になるこじろうさん！
こじろうさんが邪魔でうまい場所に
陣取れない飼い主M！
恐怖の三すくみの完成です
寝室ですのでもし取り逃がしたら
一晩中イニシャルGに怯える羽目になります
絶対に負けられない戦いの
火蓋が切られました
まずはビビりまくって
へっぴり腰のこじろうさんに
戦力外通告を出します
(こじろうさん！どいて！小声)
小声で話しかけたのに
びっくりして漫画みたいに
飛び跳ねたこじろうさん
その勢いでイニシャルG
フルスロットルでロケット発射です
飼い主Mカタログ片手に
戦場へと躍り出ます
バチコーン！！
痛恨のミス！
バチコーン！！
クリティカルHIT！！
二回目で成功いたしました
こじろうさんはというと
飼い主のあまりの形相に
恐れをなしたのか
部屋の隅で固まっております
「こじろうさんは狩りに向いてないんだな」
と飼い主心から思いました
ここで一句
ヘタレ猫
へっぴり腰すら
可愛くて
親ばか飼い主心の俳句でした、、ﾏﾙ
