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脱水がひどくなっていくこじろうさんに
ぴったりな輸液を探すべく
血液ガス検査なるものをしてきました
お話がとても難しかったのですが
今回の検査結果ちょっと矛盾した結果がでてしまったようです
PCO2という数値とPO2という数値
こじろうさんは両方とも低値が出ておりますが
本来ならば相反した数値になるとのこと
PCO2が低ければPO2が高く
PO2が低ければPCO2が高くなるはずのようです
ただこじろうさんの場合はPHの数値から考えるとPO2が低い影響から
血液がアルカリ性に傾いているようだとのことでした
なので輸液を現在ソルアセトPH6.5~7.5から
ソルラクトPH6.0~7.5にしてなるべく酸性にかたむくように変更いたしました
マル印のHCO3という数値は慢性腎不全だと酸性に傾き
代謝性アシドーシスという合併症になる猫さんが多いようなのですが
今回こじろうさんはアルカリ性のほうに寄っていますのでOKだそうです
それと気になっていたこじろうさんの血小板数(低値)ですが
精密検査の結果、数は普通だけれどお数珠のように連なっているため
普通の血液検査ではお数珠が1個とカウントされてしまい数が少ないという
検査結果になるそうです
ただしこのお数珠の症状が出てしまう体質の子は
お数珠で普段から固まっているためケガなどをすると必要なところに行き届かない
可能性があるのでケガなど出血に十分に注意してくださいとのことでした
そして今回頻度は減ったもののプリンペランでもたまに吐いているので
万が一の膵炎の可能性を疑って膵臓の血液検査もいたしました
が、正常値でした
膵炎からの吐き気ではなくひとまず安心です
もう少しプリンペランを飲んで経過観察する事になりました
とにかく
こじろうさんが快適に暮らせるように
先生もスタッフさんも一生懸命考えてくれます
本当にありがたいです
こじろうさん
検査おつかれさまね
今日はゆっくり休もうね